6日目

昨日の夜、母と話した

恋愛の話を家族とするのは、付き合い始めたことを報告して以来だった

色々話をする中で、こちらとあちらの家柄が違いすぎることを最初から心配していた、と言われた

結婚しても、私が苦しむことになると思っていた、と。

自分の中でも、最初から最後まで気にしていたことであったから、納得できた

しかし、もう一度やり直せるのではという淡い期待を抱いている私の心の内を明かすと、

一度こうなってしまった以上、戻ったところで上手くいくとは思えない

私が泣き出したのを見て、…上手くいかないことのほうが多いよね、と言い直した。

普通に傷付いたが、私自身もそういう考えで生きてきたので、

それゆえに、改めて言われると心に刺さった

 

・・・はずなのだが、翌朝目が覚めた途端に頭に浮かんだことは、不釣り合い過ぎて普通に考えたら無理よね、というロマンチストな私からはそうそう出ない妙に冷めた意見。

…寝てる間に脳が整理されて冷静になれたんかな。

 

私はなんでも検索してしまう癖があるので、

「恋愛 釣り合わない」等のキーワードでググってみたら、

"不釣り合いは不縁のもと"

ということわざの存在を知った

なんだ、ことわざになるほどよくある話だったのかと思い知らされた

ついでに釣り合わない同士について質問している知恵袋なんかも読んでみた

 

 

やはり無理なのであろう

無理でないとしても、相当な苦労を背負うことになるのだろう、という結論に至った

 

親は私が幸せになってくれれば良いと言った

私は彼が今でさえも大好きだけど、彼が私を一生守ってくれる保証はそもそもなかった。

私が彼をありったけ想っている分の幸せを、果たして彼は私にくれるのだろうか?

私の人生なのだから、自分が幸せにならないと意味が無いのに、それを彼に託すのは無理がある

幸せが叶わなかった場合、私の性格上

私はこんなに愛していたのに、彼は私を幸せにしてくれなかった、 と人のせいにするだろう

自分で選んだ道なのに。

 

 

そんな訳で、彼の今回の選択はやはり正しかったのだと思う

頭ではそう理解しているのだが、ふと考えてしまうのは、戻ってきてくれた想定ばかりなのだ

恋心って難しい、

でも今はこの感情の流れにひたすら流されてみるだけだ

 

そんなこんなで、なんやかんやで、今日私は1回も泣いていない

きっと明日か明後日かには泣いてるんだろうけど、それはそれで良いってことにしよう。